降雪シーズンを前に、福井県大野市朝日の道の駅「九頭竜」のシンボル、恐竜親子の動くモニュメントが11月24日、越冬のため倉庫に引っ越した。元気なうなり声で多くの観光客を出迎えた2体は、名残惜しそうに冬ごもりに入った。
ティラノサウルスを模したモニュメントは、親が全長12メートル、重さ3トンあり、子は全長4.6メートル、重さ1トン。雪による傷みを防ぐため、冬場は倉庫で静かにすごす。
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道の駅や大野市の職員ら10人が、親子を載せた台座をトラックでけん引したり、後ろから押したりして、倉庫までの約1キロをゆっくりと運んだ。
モニュメントは来年3月下旬以降に道の駅に戻る。大野市の担当者は「春になったら、モニュメントを楽しみに道の駅を訪れてほしい」と話していた。