韓国産の冷凍牡蛎が米国でリコール 食べた人がサポウイルスに感染

韓国の水産物メーカーが輸出した冷凍牡蠣が米国でリコールされた。
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24日、米国食品医薬品局(FDA)によると、先月、ラスベガスのあるレストランで生牡蠣を食べた消費者がサポウイルスに感染した事実が明らかになり、当局が調査に乗り出した。

リコール対象製品は韓国の同メーカーが去る2月6日に収穫したハーフシェル牡蠣だ。

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FDAは、ネバダ南部の保健地区に対し、牡蠣に関連するサポウイルス発生の危険性を通知し、近くのレストランや小売店にその牡蠣を廃棄するよう勧告した。

サポウイルスは高齢者や5歳未満の乳児に容易に感染する。下痢・嘔吐・吐き気・腹痛が主な症状であり、発熱・頭痛・体調不良などの症状を伴う。感染後12〜48時間後に症状が現れ、1〜4日間続く。

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