27日(日)は、沖縄から北日本太平洋側で晴れる見込み。特に沖縄から東日本太平洋側は日ざしのもとでは暖かく、日中は過ごしやすくなりそうだ。
一方、北陸から北日本日本海側はくもりや雨で、北海道では雪が降る見通し。最高気温は前日より大幅に低い所が多い予想。北日本は日本海側を中心に、昼間も厚手のコートにマフラーや手袋などで暖かくして過ごした方がいいだろう。
沖縄~北日本太平洋側は洗濯日和
26日(土)の日本付近は低気圧や前線、湿った空気の影響で広く雨が降った。27日(日)になると大陸から移動してくる高気圧に覆われて、沖縄、西日本や東日本から北日本の太平洋側は晴れる見込み。
朝晩は冷えるものの、昼間の気温はこの時季としては高い所が多い予想。特に沖縄から東日本太平洋側は日ざしが暖かく、日中は過ごしやすい見通し。
北陸~北日本日本海側は寒気の影響大
一方、北陸から北日本日本海側は寒気の影響で雲が広がり、にわか雨の可能性がある。北海道では雪が降りやすいため、車の運転に注意したい。
気温は朝と日中ともに前日より低い所が多く、特に最高気温は大幅に低くなりそうだ。北日本では日本海側を中心に、昼間も厚手のコートにマフラーや手袋などの小物を活用し、暖かくして過ごしたい。
まもなく12月突入 本格的な冬支度を
28日(月)日中は日本海側も含めて、広くおおむね晴れる見通し。昼間は日ざしが暖かく、東海から西では最高気温が20℃を超える所が多くなりそうだ。
ただ、29日(火)から30日(水)午前は沖縄から北海道にかけて雨が降る見通し。その後、30日(水)午後から12月1日(木)にかけては冬型の気圧配置が強まるため日本海側で雪が降り、北日本日本海側ではこの時季としては降雪量が多くなりそう。
また、この先は気温の変化が大きく、特に12月に入ると昼間晴れていても空気は冷たく感じられそう。これまで暖かい日が多かった所でも、本格的な冬支度が必要になりそうだ。
(気象予報士・鈴木悠)