3人制バスケやLRT見学会 JR宇都宮駅東口地区、まちびらきで催し多彩

ライトキューブ宇都宮では3x3の試合などが行われた=26日午後0時25分、宇都宮市宮みらい

 JR宇都宮駅東口地区でまちびらき記念式典が行われた26日、グランドオープニングイベントは家族連れなどでにぎわいを見せた。アーバンスポーツの大会や体験会、飲食店が並ぶマルシェなどさまざまな催しが行われ、試運転中に脱線事故が起きた現場近くで開かれたLRT(次世代型路面電車)見学会も大盛況となった。

 3両編成車両が開放されたLRT見学会には長蛇の列ができ、整理券も発行された。宇都宮市城東小2年、堺本悠斗(さかいもとはると)君(8)は「シートがレーシングカーみたいでかっこいい」とご機嫌だった。父親の会社員裕一(ゆういち)さん(37)は「(脱線があったが)早く不具合が見つかって良かったのでは。8月には間に合うでしょう」と話した。

 30日に利用開始となるライトキューブ宇都宮の大ホールでは、スポーツクライミングやスケートボードの催しが行われた。3人制バスケットボール3x3のプロチームの試合「エグゼ スーパー プレミア」も行われ、地元の宇都宮ブレックスドットエグゼをはじめ計12チームが熱戦を展開。市内から訪れたパート新井加代(あらいかよ)さん(60)と長女の会社員美樹(みき)さん(30)は「選手の迫力のある姿を、駅に近いこうした場所で見られて良かった」と喜んでいた。

 屋外の宮みらいライトヒルでは、BMXなどのパフォーマンスも披露された。

 イベントは27日も行われる。

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