栃木県日光市今市の東武鉄道下今市駅のSL機関庫でこのほど、SL大樹(たいじゅ)と写真を撮る七五三撮影会が初めて開かれ、袴(はかま)やスーツを着た男児7人が撮影を楽しんだ。
開催のきっかけは、日頃鬼怒川線沿線で大樹に手を振っている市民から「大樹が好きな子どもの七五三写真をSL大樹の前で撮らせてほしい」と東武鉄道に問い合わせがあったこと。同社は「思い出づくりを手伝えるなら」と撮影会を企画した。
普段入れない機関庫での撮影のほか、観光アテンダントによるSL展示館の案内、SL大樹の絵や写真入りグッズ贈呈などを行った。
同社日光・鬼怒川エリア営業推進部の石島和幸(いしじまかずゆき)さん(38)は「参加したご家族から喜びの声も頂いており、次回につなげていければ」と話した。