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【小山】市はこのほど、防災ドローンの運用開始式を小山御殿広場で行った。ドローンは市消防署に初めて配備し、災害時などの情報収集や人命救助に活用する。
ドローンは約70センチ四方、高さ約40センチ、重さ約9キロで2機配備された。約40分間の連続飛行が可能で、4キロほどの物資の運搬、動画撮影、搭載スピーカーを使った音声伝達ができる。
運用開始式で、浅野正富(あさのまさとみ)市長が野本靖(のもとやすし)署長にドローンの送信機を手渡した。続いてドローンを実際に使い、救命道具を運搬する実演などを行った。
浅野市長は「消防活動の迅速性や効率化が飛躍的に向上することを期待しています」と力を込めた。野本署長は「市民町民の安心安全のため、消防活動に有効活用していきたい」と話していた。
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