上越市西城町2のカトリック高田教会(伊能哲大神父)で、今年もクリスマスを祝う夜間のイルミネーションの点灯が始まった。
上越大通り沿いにある教会入り口の左右にLED電球のケーブルを取り付け、複数のツリーを表現。赤やピンク、緑や青など色とりどりの光が浮かび、市街地の夜を温かく照らしている。
同教会のイルミネーションは高田の冬の風物詩として、30年以上にわたり親しまれてきた。かつては2本のヒマラヤスギを覆うように点灯していた。天頂に取り付けられていた星形の飾りを再利用し、トナカイやヒツジの電飾も施している。
飾り付けは10月末から、同教会評議員の大谷充宏さん(57)を中心に信徒有志が準備を進めた。信徒で草月流いけばな師範の髙山節子さん(79)の構想を基にデザインした。三角形のツリーの形をし、流れるような光の演出が特徴的。
26日夜にミサの後、点灯式が行われ、伊能神父が祈りをささげ、カウントダウンで点灯のスイッチを入れた。大谷さんは「皆さんが平和に包まれますように」と願った。
点灯は1月末まで。