技能五輪 入賞4人が県庁訪れ報告 全国障害者競技大会 好成績2人も

三浦部長(手前)に快挙を報告する森さん(右から2人目)ら

 若手技能者がものづくりの技術を競う「第60回技能五輪全国大会」(11月4~7日・千葉県など)の洋裁種目で、最優秀の金賞に輝いた岡山ビジネスカレッジの森莉菜さん(21)ら入賞者4人が29日、岡山県庁を訪れ、三浦智美産業労働部長に快挙を報告した。

 曲げ板金種目で銅賞の高橋真里さん(21)=三菱自動車水島製作所、洋裁で敢闘賞の高本真奈美さん(19)=岡山ビジネスカレッジ、造園で敢闘賞の岸本千慈さん(20)=イカサ緑地=とともに訪問した。

 大会は23歳以下の各都道府県代表1014人が41種目に出場。3年連続の出場となった森さんはジャケットを作る課題に挑んだ。「今年こそという気持ちだった。たくさんの応援で頑張ることができた」と喜びを語った。

 県庁には同日、「第42回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」(11月4~6日・千葉県)のオフィスアシスタント種目で銀賞の安藤美紅さん(22)=旭化成アビリティ水島営業所、電子機器組立で努力賞の森峰かおりさん(38)=パナソニック吉備=も訪れた。

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