被爆者医療に尽くしてきた医師の鎌田七男さんが、原爆について5カ国語で解説した本を広島サミット県民会議に寄贈しました。
2005年に日本語の初版が発行された鎌田さんの著書「広島のおばあちゃん」。
被爆者のおばあちゃんが子どもの質問に答える形で原爆の恐ろしさを伝えます。
来年5月のG7広島サミットに合わせ海外から来る人たちへ配ってほしいと、英語やフランス語など4つの外国語版を含むあわせて400部が寄贈されました。
鎌田七男さん「海外の人は「ヒロシマ」という名前だけは知っているが、広島で何が起こったかという内容はあまり知らない。知識としてしっかりとしたものを持って帰ってほしい」
「広島のおばあちゃん」はホームページから無料で読むこともできます。