【続報】監禁事件で逮捕の主犯格の男(28)「黙秘」 70代男性は6月から行方不明のまま…

広島県海田町で70代の男性が監禁され、その後、行方が分からなくなっている事件で、警察は事件後、逃走していた男を北海道内で逮捕したと、30日、発表しました。

監禁の疑いで逮捕されたのは、住居不定・職業不詳 伊藤圭亮(28)容疑者です。

警察によりますと、伊藤容疑者は、ことし6月、ほかの男女6人と共謀して、海田町に住む70代の男性を男性が使用する事務所に監禁した疑いがもたれています。

6人は、6月にすでに逮捕・起訴されていましたが、伊藤容疑者は事件後も逃走を続けていて、警察が行方を追っていました。

警察は29日午後3時すぎ、北海道旭川市永山9条2丁目の集合住宅に踏み込み、室内にいた伊藤容疑者を逮捕。翌30日午後、広島県内に空路で身柄を移送しました。調べに対して伊藤容疑者は、「黙秘します」と供述しているということです。

警察は捜査に支障をきたすとして、発見に到った経緯や逮捕時の状況については明らかにしていません。

70代の男性は、事件後、行方不明のままで、警察は伊藤容疑者が男性の行方についても知っている可能性があるとみています。

これまでの一連の裁判では、県内の女5人が男性と金銭トラブルになり、「債権回収屋」として、伊藤容疑者ら2人に協力を依頼…。

男性の事務所に入った7人が、男性をそこで監禁したという流れが明らかにされています。

事件の主犯格は伊藤容疑者ら男2人とされ、これまで女5人のうち4人に執行猶予付きの有罪判決が下されています。

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