濱原颯道、桜井ホンダの卒業を発表。5年間所属し全日本ロードJSB1000と鈴鹿8耐に参戦

 11月30日、全日本ロードレース選手権に参戦している濱原颯道は、自身のSNSで所属していたチームである桜井ホンダから卒業すると発表した。また、2023年の去就は決まっていないという。

 モタードを中心に活動していた濱原は、2017年にヨシムラ・スズキMOTULレーシングから全日本ロードJSB1000クラスにデビューした。

 2年目以降は、ホンダの二輪車の販売を行い、レーシングチームでもあるTeam桜井ホンダ(現Honda Dream RT SAKURAI HONDA)に加入。スズキからホンダのマシンに乗り替えてJSB1000クラスを戦った。

2022全日本ロード:濱原颯道(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)

 その間、複数の表彰台を獲得し、最高順位は2位、2021年にはランキング2位に入るなどの活躍を見せてきた。また、鈴鹿8時間耐久ロードレースにも同チームから参戦している。

 そんな濱原は5年間所属した桜井ホンダを卒業することを明かした。そして、来季のレース参戦体制は決まっていないというが、バイクには乗り続けるようだ。

 明るく気さくな性格の彼が、チームが変わってもサーキットを走る姿を2023年も見られることを願いたい。

2022鈴鹿8耐:日浦大治朗、濱原颯道、國井勇輝(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)

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