泉代表就任1年を迎え立憲民主党の今後はどうなる?維新との連携は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2022年11月30日に公開された動画のテーマは……代表就任から1年!立憲の今後は?維新との連携の行方は?

ゲストに元衆議院議員の豊田真由子氏をお招きし、立憲民主党の問題点と維新との連携について語っていただきました。

【このトピックのポイント】
・立憲民主党の泉代表は2年目へ。若手中心からベテランで固めた布陣に転換するも指導力不足を指摘される
・立憲民主党は若年層の支持を獲得できていない問題が顕在化。政党の価値観や有権者へのアプローチなど内向き外向き両方の変化が必要か
・維新との共闘に豊田氏は一定の評価。「ここは反対、ここは賛成という方が国民にはプラス」

立憲民主党・泉健太代表 正念場の2年目へ

立憲民主党の泉健太代表が11月30日で代表就任1年を迎えました。中堅や若手を中心とした「提案型野党」を掲げてスタートしたものの、7月の参院選の敗北を受け現在はベテランで固めた「重厚布陣」に切り替える動きを見せています。

泉氏が指導力に欠けるといった報道に対し、MC鈴木は「立憲民主党の構造的な課題があって、誰が代表でもなかなか解消できない難しさがある」とコメント。

豊田氏は参院選の分析を通して「立憲民主党が歴史的・構造的な曲がり角に来ている」と感じたとのこと。

というのも、これまで野党の支持母体であった労働組合の組合員の政治的関心が下がってきているというのです。

豊田氏「『労働者たる我々が団結して野党を支援して政治に影響を及ぼしていくんだ』っていう手法がもはや現実的でなく魅力も失ってきている」

実際に、若い組合員の中で立憲と自民への投票率が逆転しているという調査もあります。

MC鈴木は立憲民主党の現状について「若い層から支持を得られず支持者が少しずつ減っている状況」「もう一度政治理念や軸を作り直して新しい支持者を獲得しないといけない」と政党の内面的な部分に言及。

豊田氏は「時代の変化に応じたアプローチが必要」と表面的な手法について指摘しました。

立憲民主党は、政党の価値観と有権者へのアプローチという内と外の変化が求められているといえます。

「どちらもあまりやってない感がある」という豊田氏に対し、MC鈴木は「PRやキャンペーンは工夫していると思う」と評価します。それでも支持者を増やせていない現状に対しては「(政党の価値観の部分で)結構大変なんじゃないかと思います」と推測しました。

立憲&維新 臨時国会で連携 今後はどうなる?

立憲民主党といえば、臨時国会における日本維新の会との連携も注目を集めています。

この共闘について豊田氏は「損得計算での行動」とコメント。「政権与党に力があればそっちに行くし、与党が地盤沈下となればそーっと離れて野党の中でどう力をつけて勝つかということを考える」と解説しました。

MC鈴木は共闘について「政策ってミクロで見れば一致する部分もあるのでスポットで共通することもある」と評価。豊田氏も同意し「野党だからといって与党政府や役所がやっていることを何でもかんでも反対するのはダサい。仕事していないのと同じ」とコメントしました。

豊田氏「ここは反対だけどここは賛成という方が国民にとっては絶対プラスだよね」

最後にこの共闘を与党はどう見ているか?という質問に対し豊田氏は「自分の方を向いていた人たちが別のところに行ってしまうのは『あーあ』って思うんじゃない?」とコメント。

豊田氏「政治なんてそんなもん。うまくいかなくなったらみんなサーッと蜘蛛の子を散らすように(いなくなる)」

MC鈴木「豊田さんの個人的な経験が……」

動画本編はこちら!

立憲民主党の問題点と維新との共闘について豊田真由子氏の歯に衣着せぬコメントが炸裂!

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