W杯 豪の決勝点起点にデューク ファジスタッフに喜び広がる

ミッチェル・デューク

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会第11日は30日、ドーハ近郊のアルワクラなどで1次リーグD組最終戦が行われ、オーストラリアがデンマークを1―0で破って勝ち点6で1次リーグ突破を決めた。

 ◇

 オーストラリア代表でJ2ファジアーノ岡山に所属するFWデュークは1次リーグ3試合連続で先発出場し、決勝点の起点となった。

 11月26日のチュニジア戦で得点を挙げ、勝利に導いた31歳。この日は後方からのパスを冷静にサイドにはたいたプレーが速攻のスイッチとなり、そのまま一気にゴールを陥れた。

 ファジアーノ所属選手では初となるW杯での奮闘に、フロントスタッフにも喜びが広がり、チーム広報の瀬島啓二さんは「W杯で堂々とプレーする姿は誇らしい。次に対戦するアルゼンチンは強豪だが、得点を決めて勝ってほしい」と期待を込めた。

© 株式会社山陽新聞社