この冬のボーナス支給額 4年ぶりに前年上回る 広島県内企業

県内企業のこの冬のボーナスの支給額は、4年ぶりに前の年を上回る見込みであることが分かりました。

ひろぎんホールディングスが県内の442社を対象に行った調査によりますと、この冬の正社員1人当たりのボーナス支給額は47万3600円で、前年に比べ1%増加し、4年ぶりに前の年を上回る見込みです。また、支給額が前の年から「増加」する企業は49・5%で、「減少」する企業の26・4%を大きく上回っています。

一方、新型コロナの影響は、徐々に低下しているものの、依然として約4割が「影響している」と回答。また、原材料価格の高騰については6割近くが「影響している」と回答しています。ひろぎんホールディングスでは「県内企業のボーナスは回復傾向にあるものの、足元の業績悪化や収益の低下で、小幅の増加にとどまった可能性がある」としています。

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