半世紀前のランドセルや黒電話と対面 大磯小タイムカプセル開封 思い出の品に歓声

タイムカプセルを開封し、懐かしむ当時の在校生ら=大磯町立大磯小学校

 2023年5月25日に開校150周年を迎える神奈川県大磯町立大磯小学校で3日、約50年前から敷地内で保存していた「タイムカプセル」が開封され、中からランドセルや黒電話、児童作品、衣類、電話帳といった時代を感じさせる思い出の品々が出てきた。当時の在校生有志でつくる実行委員会が来年5月の公開イベントに向けて内容物を整理した上、希望者には返却する。

 同小のタイムカプセルは開校100周年事業で1973年11月15日、コンクリート製の囲いの中に保管された。それから半世紀-。この日、重機で囲いを壊して取り出されると、集まった同実行委のメンバーから歓声が上がった。

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