越前大仏で知られる福井県勝山市片瀬の大師山清大寺で12月4日、師走恒例のすす払いが行われた。僧侶や奉賛会員、門前町の出店者、ボランティア約50人が参加。新年を迎えるに当たり、1年の汚れを丁寧に落とした。
高さ約17メートルある大仏本尊では、参加者が脚立を使って大仏の膝などの上に上り、長さ約8メートルのはたきでちりやほこりを落としたほか、手の届くところはぞうきんを使って汚れを拭き取った。
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本尊の左右に設置された約10メートルの脇侍仏や、石仏群が並べられた壁面なども掃除した。
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同寺では今後、参拝者の無病息災を祈る「開運の輪」を設置するなど、年越しの準備を進める。