新型コロナウイルス禍が続く中、県内は深刻な人材難へと逆戻りしている。10月の有効求人倍率(季節調整値)1.48倍は九州・沖縄8県でトップとなり、宮崎労働局は「コロナ禍前と同程度の人手不足感」と指摘。特に、全国旅行支援で客足が回復基調にあるホテルなどの宿泊業関連は、9月が2021年度平均比1.9ポイント増の4.47倍に跳ね上がった。業界はあの手この手で人材確保を急ぐが、原材料・燃料価格高騰も相まって廃業への懸念も高まっている。
県内人材難 逆戻り 求人倍率 コロナ禍前水準に
- Published
- 2022/12/05 09:23 (JST)