高校入試へ実力試し 下野模試、中3生1万600人が挑戦

下野新聞模擬テストに臨む中学3年生=4日午後、作新学院高

 中学3年生を対象にした下野新聞模擬テスト(下野新聞社主催)が4日、栃木県内の私立高など5会場と学習塾約400カ所で行われ、約1万600人が日頃の勉強の実力試しに挑んだ。

 模擬テストは年に計6回あり、今回は5回目。記述式で国語、社会、数学、理科、リスニングを含む英語の5教科を実施した。

 新型コロナウイルス感染防止のため、参加者に当日の体温などをチェックする健康観察カードの提出を求めたほか、教室の換気や消毒などの対策を各会場で講じた。

 宇都宮市の作新学院高では1139人が受験した。同市姿川中3年川澄航太(かわすみこうた)さん(15)は「良くできた科目もあるが、数学は時間が足りなかった。課題を把握して、入試に向けて準備していきたい」と気を引き締めていた。

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