岡山芸術交流の芝生 移転先決まる 市公園協会が操山公園で活用

英文字が浮かぶ旧内山下小校庭の芝生アート

 岡山市中心部で9~11月の51日間催された現代アート展「岡山芸術交流2022」の実行委(市などで構成)は5日、主会場の旧内山下小(同市北区丸の内)校庭で作品に使った芝生の移転先が市公園協会(同市南区浦安南町)に決まったと発表した。

 市公園協会は市の外郭団体。市内の緑化推進や8カ所の公園の管理・運営などを担っており、今回の芝生は主に操山公園里山センター(同市中区沢田)内のふれあい広場で活用するという。市公園協会は「老朽化している芝生を張り替え、利用者に快適な空間を提供したい」としている。

 実行委は11月11~25日に芝生の移転先を募り、4団体(市内2、市外2)から応募があった。市内の土地で、多くの人が利用できるといった公共性の高い用途を優先して選考した結果、市公園協会に決めた。

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