グループリーグ初戦のドイツ戦。「ピー♪」「やった~!」
歴史的勝利を告げたあのホイッスル。実は、広島の企業「モルテン」が西区の工場で生産したものでした。
ドイツ戦で使用されたのは「バルキーン」という審判専用のホイッスルです。県内のスポーツ用品店で購入できて価格は6270円。
モルテン 広報室 中森真太郎室長「笛といっても管楽器に近い。吹くのが非常に難しい。カード出しながらも反則があればすぐ吹ける」
バルキーンは吹き出し口が2ヶ所あり、異なる音が重なることで大歓声のワールドカップの会場でも聞こえやすいのだそうです。
ワールドカップに公式のホイッスルは無く、審判の好みによって決まるとのこと。
クロアチア戦でも、広島産のホイッスルが新たな歴史を告げる事になるかもしれません。