特殊詐欺被害を防いだとして、玉島署と同署管内防犯連合会は、セブン―イレブン倉敷玉島勇崎店(倉敷市玉島勇崎)店員の森本美幸さん(58)に感謝状を贈った。
同署などによると、10月14日午前11時半ごろ、80代男性=同市=が来店し3万5千円分の電子マネー購入を希望。森本さんが使途を尋ねると、説明が二転三転した後「パソコンがウイルスに感染し、画面に表示された番号に電話すると、電子マネーを買って番号を知らせるよう言われた」などと話したため詐欺と判断し、110番した。
同署で贈呈式があり、丸本一城署長が感謝状を手渡した。森本さんは「勇気が必要だったが、自分の違和感を信じて冷静に対応できて良かった」と話していた。