「令和の大修理」に伴って、宮島(広島県廿日市市)の大鳥居の周辺に設置されていた足場などが、まもなく全て撤去されます。
朱塗りも美しく仕上がり、神々しい姿を姿を見せている大鳥居。長期間、鳥居の周辺にあった足場は、完全になくなっています。
現在は、主に鳥居と岸をつなぐおよそ100メートルの工事用通路の撤去が進められています。ショベルカーを使って杭や鉄板などが取り除かれていきました。
厳島神社の大鳥居は、2019年6月から改修工事に入りました。海水や雨風で痛んだ柱の修理や屋根のひわだぶきの張り替え、塗装作業の朱塗りなど、およそ3年半をかけた大修理となりました。
兵庫から来た観光客
「思っていたより工事が進んでいて。すごく大きいね。色も鮮やか。すごくきれい」
鹿児島から来た観光客
「幻想的というか、海に浮かんでいるじゃないけど」
大鳥居の大修理は、12月末までに完了するということです。