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広島県は、新型コロナの感染者と接触した可能性があることを知らせる県独自のサービスを来月末で終了すると発表しました。
「広島コロナお知らせQR」は、飲食店などに掲示しているQRコードを読み取り、メールアドレスを登録すると、感染者と同じ時間帯に施設を利用したとわかったときに「接触した可能性がある」と連絡が来る仕組みです。
感染者の早期発見や感染拡大防止につながるとして、おととし、開始しました。
一方、ことしに入り、オミクロン株の流行以降は重症化リスクの高い人への対策を重点化しています。
このため、県は、「陽性者の行動歴に基づいた接触通知を発信することが困難となった」として、来月末でのサービス終了を決めたということです。
「お知らせQR」は、11月30日までに延べ1万3048施設で利用され、QRの読み取り件数は延べ31万2106件に上ったということです。