メルセデス・ベンツ日本(東京都)と、ベンツの正規販売店シュテルン世田谷(同)は6日、電気自動車(EV)ブランド「EQ」の専売拠点として世界初となる「メルセデスEQ横浜」(横浜市神奈川区)をオープンした。EV市場の伸びしろがあるとされる日本に専売店を構えることで、さらなる需要獲得を狙う。
店舗の延べ床面積は1535平方メートル。ショールームには、スポーツタイプ多目的車(SUV)「EQA」や「EQC」など、5車種を展示している。
接客スタッフは全員、EVに精通した「EQエキスパート」といい、商品説明やメンテナンスなどEV全般の相談に対応。レンタカーや急速充電器の設置などのサービスも充実させた。
同日の内覧会で、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は「カーボンニュートラルの実現に向け、EVの可能性を日本で広めたい」と話した。