市民プールのガラス壁に落書き…約50mにも 長崎市政批判か、容疑で捜査

6日朝に発見された落書き=長崎市民総合プール

 長崎市松山町の市民総合プールのガラス壁約50メートルにわたって、市政批判とみられる落書きがされているのを6日朝、職員が発見。連絡を受けた市が110番した。浦上署が建造物損壊容疑などで捜査している。
 市スポーツ振興課によると、落書きが見つかったのは川沿いのガラス壁縦約2メートル、横約50メートル。スプレーのようなもので「反対30万人にシン道必要か500オク円」「汚いクサイ河キレイにして土木課さん」「税キン市長♡ゼネコン」などと書かれていた。
 5日午後8時時点で、落書きは確認されていなかったという。プール施設の落書き被害は初めて。
 同課の井克史課長は「市民の大切なプールを傷つける行為に強い憤りを覚える」とコメント。市民総合プールを巡って市は、プールを陸上競技場へ移すなどのスポーツ施設再配置を検討している。


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