歩いて走って“マイペース”で絶景満喫 福江島マラニック大会

鬼岳を背後に駆け下る参加者=五島市内

 2022絶景福江島マラニック大会が27日、五島市であり、約130人が歩いたり走ったりしながら豊かな自然を満喫した。
 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語。スポーツ愛ランド五島推進実行委(事務局・市スポーツ振興課)が開き、3回目。今回は83キロと36キロの2コースを設けた。
 83キロは午前6時、36キロは同8時に、市中央公園陸上競技場(三尾野町)をスタート。同市のシンボル鬼岳や富江町の海岸沿いを巡り、36キロは玉之浦町荒川でゴール。83キロはさらに北上し、高浜海水浴場、岐宿町の水ノ浦教会前などを通過、同競技場に戻った。
 関東など県内外から参加。景色を眺めたり、写真に収めたりしながら思い思いのペースで汗を流した。長崎市の公務員、中村美香さん(50)は「鬼岳を下ると、目の前の海などが朝焼けに染まっていて感動した」と笑顔で話した。


© 株式会社長崎新聞社