4歳の女の子が散歩中に発見、珍しいヘビ「シロマダラ」 福井県のレッドデータブックでは要注目分類

福井県内では珍しい蛇「シロマダラ」の死がい

 福井県池田町の女児(4)が同町の道端で、県内では珍しい蛇「シロマダラ」の死がいを見つけた。女児は自然の中で子どもを育てる保育施設「森のようちえん」に通っているだけに、母親で同施設を運営する女性は「生き物を見つける目が育っていると実感した」と感慨深そうだった。

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 女児は11月中旬、園の活動で同町を散歩していたところ、道端に死がいが落ちているのを見つけた。持って行って知り合いらに見せたという。

 死がいの写真を確認した福井市自然史博物館によると、県のレッドデータブックでは、シロマダラは評価するだけの確認記録数が不足している「要注目」に分類されている。

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