数十年に1度しか見ることができないというリュウゼツランの一種「アガベ・デスメティアーナ」の花が、長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で咲き始めた。
メキシコに自生する多肉植物で、花茎が高く伸び、多数の黄色い小さな花を咲かせる。開花に数十年を要し、開花後に親株は枯死する。
同園では8月末から花茎が伸び始め、11月末から開花が始まった。現在は高さ約3メートル半にまで成長している。資料が少なく、いつまで開花しているのか分からないという。担当職員の山口夏実さんは「花茎が伸び始めてから花が咲くまでが長かったので、やっと咲いたと感動した。リュウゼツランの中でも花が咲く例が少ないレア種なので、この機会に見ていただきたい」と話している。
数十年に1度のレア リュウゼツランの一種が開花 佐世保・森きらら
- Published
- 2022/12/07 11:50 (JST)
- Updated
- 2022/12/08 12:49 (JST)
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