ガソリン、灯油の最新価格、都道府県別一覧 12月7日経産省発表、福井県など値上がり

 経済産業省が7日発表した5日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べて50銭高い168円10銭だった。値上がりは6週ぶり。福井県はハイオクが前週に比べて90銭上がり179円90銭、レギュラーは1円上がり168円60銭だった。灯油は18リットル当たりの店頭価格が1985円から2003円に上がった。原油価格は下落傾向だったものの、価格高騰対策として石油元売り会社に支給する補助金が大幅に減額されたため。8日以降の補助金は、1リットル当たり80銭減の18円70銭とする。

 軽油は40銭高い148円20銭、ハイオクは50銭高い178円90銭。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり1円高い2003円となった。

 調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルス対策に伴う中国経済の減速が懸念され、11月下旬の原油価格は下落基調で推移した。来週のガソリン価格はほぼ横ばいを予想する。

 地域別でレギュラーガソリンが最も高かったのは長崎県の181円80銭で、最安は宮城県の161円30銭だった。愛知や長野など35都道府県で値上がりし、徳島や福岡など8県で値下がりした。横ばいは4県だった。

レギュラー、ハイオク、軽油の最新価格

灯油の最新価格

※いずれも消費税込みの現金価格

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