【宇都宮】本県ゆかりの平安時代の武将藤原秀郷(ふじわらのひでさと)を小学生に知ってもらおうと「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」は17日、中戸祭1丁目の印刷工場みやもとで「樹脂粘土で『百目鬼(どうめき)』のオーナメントを作ろう!」を開く。
秀郷は平将門(たいらのまさかど)の乱の鎮圧などで知られ、「武士の始まり」といわれる。同会は秀郷を通じて本県の魅力度を向上させようと活動。NHKの大河ドラマ化も目指している。
当日は同会専務理事の岡田康男(おかだやすお)さんが秀郷について分かりやすく解説。続いて、秀郷が退治したという伝説があり、県庁近くの百目鬼通りに名前が残る妖怪「百目鬼」のクリスマスオーナメントを作る。
同会は「栃木県にすごい武将がいたことを子どもたちに伝えたい。地元に誇りや愛着を持つことにつながるのでは」としている。
午前10〜11時半。参加無料。事前申し込みが必要。(問)同会事務局028.622.5156(みやもと内)