広島市 松井市長 来年の市長選 出馬を表明「さらなる革新が必要」【動画ニュース】

8日、広島市の松井一実 市長が、4期目を目指して来年の市長選挙に出馬する意向を表明しました。広島市長選の立候補表明は、松井市長が初めてです。

広島市 松井一実 市長
「なによりも市民のみなさまとともに引き続き、広島の街の発展に全力を注いでいくために、次の市長選挙に出馬する決意であります」

広島市議会 12月定例会の一般質問で、松井市長は、来年4月9日に投開票される市長選挙に出馬する意向を示しました。

松井市長は、広島市東区出身。厚生労働省の官僚を経て、2011年に市長選で初当選しました。以降、当選を積み重ね、現在、3期目です。

松井市長は、「持続可能な街づくりを着実に進めていくためには、市政運営のさらなる革新が必要不可欠だ」と話しました。

午後、記者会見した松井市長は、3期12年の実績を強調したうえで「50年・100年先を見すえた街づくりをいっそう深化させていきたい」と訴えました。

そのためには「持続と循環をコンセプトに、共助・協調を重視していくことが重要だ」として、地域コミュニティーの活性化や、市内や電車やバスなどの交通体系について「人々が利用しやすいよう、広域的な地域もにらんで循環型の交通体系の構築を目指したい」と訴えました。

松井市長は、無所属で立候補するということです。

広島市長選挙への出馬を表明したのは、松井市長が初めてです。

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