「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」電気自動車を広島フェニックスライオンズクラブが県に寄贈 

薬物乱用の防止を呼びかけるラッピングカーが、広島県に寄贈されました。

「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」とラッピングされた電気軽自動車1台を寄贈したのは、広島フェニックスライオンズクラブで、小中学校への薬物乱用防止教室を開くなど、20年前から啓発活動を続けています。

県によりますと、大麻による検挙数は去年、過去最多になるなど、県内でも若年層を中心に増加していて、検挙されたうち7割が、「大麻が危険」という認識が薄かったということです。

広島フェニックスライオンズクラブ 中村幸裕 会長
「しっかりと県の職員の方もこの車に乗って広島県内をしっかり走っていただいて、より多くのみなさんの目に触れていただければ、啓発活動につながるのではと願っています」

半導体不足などのため、納車は来年の5月ごろになる予定です。

湯崎知事は、「街頭での啓発活動や公用車として利用したい」としています。

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