任期満了に伴う厚木市長選(来年2月5日告示、同12日投開票)で、新人で厚木市議の井上武氏(56)が8日、無所属で立候補する意向を正式に表明した。同市長選を巡っては、同日までに佐藤知一県議(52)と山口貴裕県議(49)が出馬を表明し、現職の小林常良氏(73)は不出馬の表明をしている。
市役所で会見した井上氏は「小林市長の引退を受け、唯一の後継指名をいただき、立候補を決意した」と小林氏の後継として出馬する意志を明らかにした。自身が小林氏の後援会に入っており「市議初当選以来、小林市長を支援しており、市長選は考えていなかったが、小林市長からまちづくりの継承をしてほしいと言われ、大型プロジェクトを引き継いでいこうと決断した」と説明した。