年末恒例の「第九ひろしま」で指揮者を務める西本智実さんが、広島市役所を訪れました。
9日、広島市の松井一実 市長を訪ねたのは、ことしの「第九ひろしま」で指揮を務める西本智実さんです。世界的なマエストロとして活躍していて、第九ひろしまでは初めての女性指揮者です。
指揮者 西本智実さん
「大きな声だけでなく、“心の声”、“来年への希望”の気持ちをもって演奏したい」
ことしは、コロナ対策のため、規模は縮小するものの、3年ぶりに一般の合唱団員が参加します。
また、ロシアやウクライナなど世界中で歌い継がれている曲も演奏します。
西本智実さん
「(今まで)複雑な歴史の中、なぜ、その音楽が歌われたのか。ロシアとウクライナの人に発信したい」
「第九ひろしま」は、18日に広島サンプラザホールで開催されます。