冬のボーナス 岡山県職員に支給 一般職平均78万8600円

岡山県庁

 岡山県は9日、職員に冬のボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。一般職の平均(41.6歳)は78万8600円。昨冬に比べて4.1%(3万3300円)の減となった。

 対象は教員や警察官を含む2万1385人で、総額は4.4%減の168億460万3千円。県人事委員会は昨年度のボーナスを0.15カ月分引き下げるよう勧告していたが、減額を今夏に一括して行ったため、結果的に昨冬比で支給額が減少する形となった。

 一方、本年度のボーナスは民間の業績回復を背景に0.1カ月分の引き上げが勧告されており、県は関係条例の改正案を開会中の定例県議会に提案する予定。可決されれば一般職平均3万7900円を年内に追加支給する。

 特別職は期末手当のみで、知事311万5千円▽副知事246万3千円▽教育長214万9千円。県議は、議長235万6千円▽副議長212万1千円▽一般議員197万9千円。

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