9日、プロ野球では初めてとなる試み「現役ドラフト」が行われました。
「現役ドラフト」はプロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるため、各球団がリスアップした選手を他球団が指名して移籍できるようにするものです。
テレビ中継もある新人のドラフトとは違い全て非公開。
現役ドラフトの結果、カープからは正隨優弥選手が楽天へ移籍することになりました。
2016年にドラフト6位でカープに入団した正隨選手。右の大砲候補として期待されながら1軍出場はプロ4年間で21試合。
放ったホームランは2本。今シーズンは出場がありませんでした。
正隨選手は球団を通じ、「突然のことで驚いていますがこれをチャンスととらえて楽天で頑張りたいと思います。カープファンの皆様今まで応援ありがとうございました。新天地で活躍する姿をお見せ出来たらと思います」とコメントしています。
そして新たにカープに加入するのは巨人から戸根千明投手。
プロ8年目の30歳は日本代表、さらに野手との二刀流にも挑戦した経験の持ち主。
今シーズンは中継ぎとして1軍で9試合に登板していました。カープでの活躍に期待が高まります。