任期満了に伴う大井町長選は11日、投開票される。立候補しているのは届け出順に、いずれも無所属で2期目を目指す現職の小田真一氏(69)と新人で元町議の鈴木武夫氏(70)の2人。1期4年の現町政への評価や過疎化が進むエリアの人口減少対策などが争点となっている。
小田氏は行政と民間企業、住民らが連携する「協働のまちづくり」を掲げ、保育施設などで紙おむつを回収してリサイクルする事業の立ち上げなどを訴える。
鈴木氏は移動町長室や「すぐやる課」の設置などを掲げ、「町民の声を素早く実行する」と強調。町立小中学校の給食費無償化や相和地区の振興を目指す。
10日の期日前投票は午前8時半から午後8時まで、町役場(同町金子)とそうわ会館(同町山田)で受け付ける。
5日現在の有権者数は、1万4721人(男7272人、女7449人)。