来年4月の長崎市長選 鈴木氏が出馬の意向

鈴木史朗氏

 長崎市出身で九州運輸局長の鈴木史朗氏(55)が任期満了に伴う来年4月の長崎市長選に立候補の意向を示していることが9日、関係者への取材で分かった。今後、会見を開き、正式に表明するとみられる。
 鈴木氏は東大法学部卒。1991年に旧運輸省(現国土交通省)入省。第5管区海上保安本部長などを経て、今年6月から現職。
 鈴木氏は長崎新聞の取材に「今は目の前の業務に専念するので、しかるべき時期にしかるべき場を設け、きちんと説明する」としている。
 次期市長選を巡っては、4期目の現職、田上富久氏(65)が9日、立候補しない意向を正式に表明。同市の会社経営で市PTA連合会顧問の原拓也氏(54)が立候補を予定している。このほか田上氏の不出馬表明を受け、赤木幸仁氏(37)ら複数の長崎市区選出県議が出馬を検討している。


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