長崎県南島原市有家町の市立有家小(小松久展校長)の児童299人が6日、法務省の啓発活動「人権の花運動」で育てたヒマワリの種を付けた風船を大空に飛ばした。
子どもたちが協力して花を育てることで命の尊さを学んでもらおうと、島原人権擁護委員協議会(木村優仁会長)が同校に協力を呼びかけて実施した。
児童一人一人が種入りの袋に「いじめをなくそう」「みんなはひとりのために ひとりはみんなのために」などとメッセージを書き添えた。栽培担当の3年生らは小さくなっていく風船を見送りながら、「風船を見つけた方は大切に育ててください」と笑顔を浮かべていた。
「いじめをなくそう」 風船に思い乗せ 南島原・有家小で「人権の花運動」
- Published
- 2022/12/10 11:40 (JST)
- Updated
- 2022/12/11 11:15 (JST)
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