栃木県内2531人感染2人死亡 新型コロナ、病床使用率が過去最高

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は10日、新たに2531人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は30万4830人となった。8日に70代男性、10日に80歳以上の女性が死亡した。いずれも施設療養中だった。県内の死者は計625人となった。

 9日時点の病床使用率は66.7%となり、これまでの過去最高値64.1%(8月21日)を更新した。

 新規感染者は0歳~90歳以上。40代以下が全体の約7割を占めた。10代が最多で438人、10歳未満429人、40代379人、20代256人などと続いた。

 クラスター(感染者集団)は計6件確認された。壬生町2カ所と市貝町の医療機関でそれぞれ29人、19人、22人。足利市、那須塩原市、茂木町の高齢者施設でそれぞれ5人、5人、6人の感染が判明した。

 入院者(予定含む)430人、宿泊療養者102人、重症者8人。9日時点の重症病床使用率は15.2%となっている。

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