10日、広島市内で唯一国宝建築物がある不動院で、年の瀬恒例の「すす払い」が行われました。
国宝の本堂では、子どもたちが約3メートルの竹のはたきを使い、1年のほこりを落としていました。
今年で21回目となる不動院のすす払いには、地元の児童ら約110人が参加しました。
新型コロナ拡大防止のため中高生の参加は取り止め、例年より人数をしぼり実施したということです。
参加した父親「久しぶりに体を動かしたというのもあったので気持ちがよかった」
参加した母親「厄年なので一緒に(厄を)落としてまた来年を新たに迎えたい」
本堂では、来年がよい年になるよう願い込め、国の重要文化財に指定されている仏像の台座も磨き上げられました。