プロ選手と野球であそぼう 神奈川出身ルーキー日本ハム矢沢、西武青山、ソフトバンク飛田も参加

子どもたちの前でキャッチボールする日体大の矢沢=等々力球場

 野球の面白さを伝えて競技人口の減少に歯止めをかけようと、小学生や幼児約250人を招いた野球教室「野球であそぼう」が10日、等々力球場など2会場で行われた。今秋のプロ野球ドラフト会議で指名された日体大の矢沢宏太(日本ハム)、亜大の青山美夏人(西武)、金沢高の飛田悠成(ソフトバンク)の3投手も駆けつけ、子どもたちと交流した。

 神奈川県高野連主催の同教室が行われたのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶり。桐光学園高など県内7校の選手が指導役を務めた。子どもたちはスピードガンで球速を測定し、ボールをパネルに当てる「ストラックアウト」などを楽しんだ。高校生がシートノックや打撃練習をすると、場内から歓声が上がった。

 藤嶺藤沢高出身の矢沢と横浜隼人高出身の青山は大学日本代表のユニホーム姿でキャッチボールを披露。記念撮影やサインにも応じていた。

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