核保有国と非保有国の有識者らが集まり、核廃絶の議論を行う「国際賢人会議」は、最終日となる今日11日に参加する専門家らが原爆慰霊碑に献花しました。
会議はきのうから2日間の日程で広島市内で開かれ、国内外12カ国から安全保障や軍縮の専門家らが参加しています。2日目の会議を前にアメリカ・オバマ政権のゴッテメラー元国務次官ら参加委員が平和公園の原爆慰霊碑に献花しました。
原爆資料館では滝川館長の案内で1時間以上かけて被爆遺品などを視察しました。
広島市の松井一実市長は
「広島長崎の問題ではなくて、世界と人類全体の問題なんだと分かってもらうことが全ての始まりだ」と
意義を強調しました。
午後は会議を立ち上げた岸田総理大臣が出席しあいさつする予定です。