国内外の有識者が核なき世界を議論する「国際賢人会議」に岸田総理大臣が出席し、唯一の戦争被爆国として橋渡し役としての成果を強調しました。
今月11日に開かれた国際賢人会議で岸田総理は次のように会議の意義を強調しました。
「各国の立場を離れて自由闊達な議論を行う国際賢人会議の意義を体現するような会合になったのではないか」
会議はきのうから2日間、広島市内で開かれ、日本を含む12カ国の有識者が参加しました。
午後の閉会セッションに出席した岸田総理は核保有国と非保有国から有識者が参加したこと受け「橋渡し役として大きな役割を果たすことにつながるのでは。核兵器のない世界に向けての国際的な機運を、今一度盛り上げるための第一歩に大きな一歩になることを期待する」と話しています。
また、次の会議は来年5月のG7広島サミット前に開催し、サミットでの議論につなげたい考えを示しています。