任期満了に伴う逗子市長選は11日午後8時に投票が締め切られた。開票は同8時半から同市池子の市立体育館で始まった。市選管によると、大勢判明は同10時ごろになる見通し。
投票率は51.07％で2018年12月の前回選挙（47.46％）を3.61ポイント上回った。当日有権者数は4万9842人（男2万3082人、女2万6760人）。
いずれも無所属で、16年ぶりの返り咲きを狙う元職で元衆院議員の長島一由氏（55）、再選を目指す現職の桐ケ谷覚氏（73）＝自民、立民、公明推薦＝の一騎打ち＝届け出順＝となった。
4日に告示された選挙戦では、長島氏は「市政をガラス張りにして税金の無駄遣いを止める。異常な物価高の中で、公共料金を引き上げない。『自治体経営日本一のまち』を取り戻そう」と訴えた。
桐ケ谷氏は「1期目で財政再建の道筋をつけた。2期目は免許を返納した高齢者の生活の足確保や、子育て世代の移住促進へ空き家活用を行いたい」と呼びかけた。
