美味しいみかんの見分け方…「今年は積雪が遅れて安く買える」…風邪予防の救世主

冬の果物といえば「みかん」という方も多いのではないでしょうか?
美味しいみかんの見分け方も紹介していきます。

〇〇が遅いとみかんが安い!?

冬の果物といえば、みかんもその一つ。
スーパーにもたくさん並んでいますが、北海道は、天気とみかんの価格に意外な関係があるようです。
札幌市卸売市場の担当者によると「積雪が遅いと、みかんが安くなる」とか。意外ですよね。
理由は、消費者の心理も関係していて、秋は柿が売れ、冬らしい雪景色になると、みかんが売れるそうです。

みかんの産地は、東海から西日本ですが、収穫されて北海道に出荷されるのは、11月中旬です。
平年だと、札幌の初積雪は11月6日ですので、そのままスーパーの流通に乗りますが、2022年は、中々雪景色に変わらずのため、みかんは市場関係者で貯蔵され、出荷を待つ状態でした。

札幌では11月30日に、ようやく積雪となり(記録的な遅さ)、みかんが、集中出荷されたため、供給が多く、値段も安くなっているそうです。

おいしいみかんの見分け方

お買い得になっていますので、是非、よりおいしいものを手に入れましょう。
見分けるポイントは、主に3つあります。

1.濃いオレンジ色であること →成熟してくると色素が濃くなるので甘い。
2.ぶつぶつが細かい →細胞分裂が十分におこなわれた証拠。果肉も熟成している。
3.厚みがない →水分量が少なく、甘味が詰まっている。

特に、厚みがなく皮があまりに薄いと、表面がぼこぼこするものがありますが、「当たりみかん」と呼ばれほど、甘いそうです。

北海道も冬本番。
「雪見みかん」で、季節を味わいましょう。

*みんテレお天気コーナー12月6日OAのものです

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