西九州新幹線「かもめ」など “折り紙に思い込めて”クリスマスオブジェ 長崎・諫早駅

折り紙で作ったクリスマスオブジェ=諫早駅iisa交流広場

 クリスマスを前に、長崎県諫早市永昌東町の諫早駅iisa交流広場に、折り紙で作ったクリスマスオブジェが飾られている。
 地域活性化などにつながる取り組みを市が支援する「市まちづくりサポート事業」の一環。いさはや国際交流センターや鎮西学院大などでつくる「いさはやおもてなし発信実行委」(登り山和希代表)が初めて取り組んだ。カラフルな画用紙や光沢紙、トレーシングペーパーなどを使い、約30人が約3カ月かけて、高さ1.8メートルのツリーやポインセチアの鉢植え、ドールハウスなどを制作した。
 夜空をイメージした壁には、折り鶴を組み合わせて作った西九州新幹線「かもめ」を配置。サンタクロースが新幹線で眼鏡橋のある諫早市にやって来たという設定。眼鏡橋はウクライナ国旗の青と黄の折り鶴で表現し、世界平和への願いを込めた。
 同実行委の岩本頼子さんは「ホッとするようなディスプレーでクリスマスの雰囲気を楽しんでもらえれば。SNSなどでも盛り上がるホットなスポットになればうれしい」と話した。展示は25日まで。同実行委はオブジェ横で17日午前11時~午後7時、ミニコンサート(午後5時)やクリスマス雑貨を販売する「クリスマスマーケット」を開催する。問い合わせは岩本さん(電080.5217.0049)。


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