栃木県は12日、新たに計929人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日から161人増えた。県内の累計感染者数は30万8013人となった。7〜12日に70代男性2人と80歳以上女性2人の計4人が死亡し、県内の死者は630人となった。
新規感染者は0歳〜90歳以上。40代以下が76%を占め、最多の40代が168人、10代161人、30代155人、10歳未満118人、20代113人などと続く。
死者のうち、80歳以上女性2人はそれぞれ施設療養中と入院中だった。70代男性は施設療養中に容体が悪化し、救急搬送後に死亡した。もう1人の70代男性は死亡後に陽性が判明した。
クラスター(感染者集団)は5件発生した。高齢者施設では大田原市内と宇都宮市内で各6人が感染。障害者施設は同市内の2施設でそれぞれ10人、7人。医療機関では栃木市内で12人の感染が確認された。
入院者(予定含む)450人、宿泊療養者118人、重症者10人。6日時点の病床使用率は65.5%。重症病症使用率は21.7%となっている。