森田酒造(倉敷市本町)は、大吟醸のスパークリング日本酒「美し国に 乾杯」を商品化した。
岡山県産米の山田錦を使った自社ブランド「萬年雪」の大吟醸に炭酸ガスを加えた。特有の芳醇(ほうじゅん)な甘みと麹(こうじ)の香りを残しつつ、炭酸により爽やかな口当たりに仕上げたという。アルコール度数は12~13度未満。
アフターコロナで期待される消費の回復をにらみ、宴席や家庭の記念日などでの需要を見込む。500ミリリットル入り2千円。本社の直売所で取り扱う。
森田昭一郎社長は「県内メーカーで大吟醸を使ったスパークリング酒は珍しい。華やかな雰囲気を楽しんで」と話す。問い合わせは同酒造(086―422―0252)。