福山市の鞆町で進められている山側トンネル工事で、12日から本格的にトンネル本体の工事が始まりました。
鞆町のトンネル工事現場では、削孔機と呼ばれる大型の機械が掘り進める場所に穴をあけ硬化剤を注入するなど本格的にトンネル本体の工事が始まりました。
「鞆未来トンネル」は総事業費約110億円で全長およそ2100mとなり、この工事で出た土砂についてはふれあい広場など鞆町での埋め立て工事などに
活用されるということです。
県鞆地区街づくり推進事業所 奥野哲哉事業所長「この工事を一日も早く終わらせて鞆の町中の交通量を減らして、歩行者に優しい道路になるようにまい進していきたい」
トンネル工事は来年春以降には西側からも始まり昼夜交代制で掘り進め、来年度末の完成を予定しています。